おしらせ

2022-10-27 17:02:00

大変お待たせいたしました!

待ちますから~!とご連絡くださった方々、本当にありがとうございますm(__)m

ご予約の受付を再開いたします。

 

メールにてご希望のデザインの詳細やデザインについての想いなどなど、お聞かせくださいませ。

長文も大歓迎です^^

 

ちなみに、ネット上で得られるタトゥー画像(画像検索やSNSなどの、既にどなたかの皮膚に施術されているタトゥーの写真)と、同じデザインのタトゥーは施術いたしません。

雰囲気やデザインの参考資料としてであればよいと思いますが、デザインの主役は皆様おひとりおひとりです。

オリジナリティー溢れる、あなたらしいタトゥーを彫らせていただけることを楽しみにしております。

 

 

 

 

2021-10-01 23:57:00

いつもご予約についてお問い合わせをいただきありがとうございます。

 

気が付けば3か月先までご予約で埋まってしまう状況になってからというもの、毎月1日からそれ以降のご予約を承ることにしておりましたが、毎月1日になると60通を超えるメールをその日にいただくことになってしまい、すべてのお問い合わせにお返事できない間に予約が埋まってしまうという状況になってしまいました。

とってもありがたいけど、私以前はもっと暇で(笑)、なんなら当日のお問い合わせも大歓迎で「私は世界一暇な彫師ですから~^^」と常連様に言っていたくらいなので、私が一番この状況をどうしたらいいのか、分かっていないかと思います。

 

昼間は午前中からタトゥー施術、仕事から帰宅後子供たちと自分のことなど家事育児やって、もう次の日になるよ、ああ、次の日になっちゃってるよ、という夜更けまでメールを読んでいると、目はショボショボ、肩はガチガチでww

私ももうちょっと若ければな、、wと思ったりしております。

すべてに目を通しておりますが、私の人生という時間も有限ですので、この方とはとても良い仕事ができそうだ!出会いに感謝!と思う方を優先してお返事させていただいております。

お返事できない皆様方、大変申し訳ございません。

 

長くご愛顧いただいている常連様のご予約も多くいただいておりますので、ご新規のお客様に確保できる時間が少なく、申し訳ないです。

当分の間、ご新規のお客様のご予約受付を休止させていただきます。

私一人で仕事をしているため、様子を見ながらの今後になると思いますが、ご新規のお客様のご予約受付については、ホームページ内で、またお知らせいたしますので、ご縁がございましたらその際は是非ご連絡をいただけますと幸いです。

 

 

 

 

たくさんいただくメールで、予約のお問い合わせというより、ご相談というかんじで、

「彫りたいけど何がいいのかよくわからない、なんとなくイメージはあるけどはっきりとは決まっていない」というのが多くあります。

SNSで、タトゥー画像をいくらでも検索できるようになった現代。

無限大にある情報量の中から、情報の条件を絞ると、同じようなデザインのタトゥーがいっぱい出てきますね。

でも「じぶん」のイメージとはなんか違う、これに近いけど違う、というのは本当はすごく当たり前です。

ネットに「じぶん」が落ちているわけがないと私は思います。

実際に地球上のどなたかに入っているタトゥー画像と同じものも、わたしは個人的にはモラルの面で施術しておりません。

 

タトゥーを彫りたいな、と思ったときは自分と向き合うチャンスだと、多くのお客様を見てきて思います。

ぜひ、ご自身のこころに、自分は何が好きなのか?自分はどうしたいのか?自分は何を大切にしてどう生きていきたいのか?などなど、聴いてみてください。

聴くだけでなく、上記を紙に書いて、実際本音を書き出してみてください。

書くと頭の中や心の声が「見えて」くるので、おススメです♪ 私もやってます^^

 

自分探しを私が代わりにすることはできませんので、ぜひ、ご自身で、やってみてくださいませ。

 

彫るタトゥーすべてに深い意味を求める必要はないですが、自分自身の心とつながったデザインであれば、40代になった時、80代になった時でも、違和感なく体の一部になっているはずです。

 

そろそろ肩が攣りそうなので(笑)、終わります。

読んでくださってありがとうございました。

2020-05-01 15:07:00

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当スタジオでは開店当初より、シャープのプラズマクラスターイオン発生機(https://jp.sharp/business/pci/lineup/ig161ra.html

を設置し、スタジオ内の空気清浄を致しております。

時々お客様から、ルンバ?って聞かれる(笑)この子です。↓

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この子に加えて、2020年4月8日より、

カルテックの光触媒 除菌・脱臭デバイス、ターンド・ケイ(https://turnedk.com/)を施術スペースに設置いたしました。

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今後も衛生管理の徹底と、スタジオ内の空気清浄に力を入れてまいります♡

 

2019-11-28 12:57:00
Okinawan Princess Da Legend of Hajichi Tattoos

「沖縄のお姫様のハジチの伝説」

文:リー・A・殿内さん

絵:ローラ・喜名さん

日本語・沖縄語訳:崎原正志さん

 

10月5日から11月4日まで、おきみゅーにて開催されていたハジチ展でも展示&販売していましたこちらの絵本。

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とっても素敵な内容なので、これは多くの人々に読んでもらいたい!と思い、山本芳美先生に相談後、株式会社ナンセイさん、美ら島財団さんのご協力のもと、販売に至った次第です^^

絵を担当されているローラさんにコンタクトをとり、出版社を紹介していただき、実は私が、ハワイの出版社から個人輸入しておりました(笑)

 

ネットでは海外版Amazonでのみ購入可能ですが、送料入れた金額は$26.93で10日ほどで届きます。

今回は送料のほかに税関でお金(消費税と地方消費税)がかかってしまったので、3150円で販売しておりますが、正直申し上げて、がんばってます(笑)

 

彫師になる前はいろんなお仕事してきたけど、本を100冊単位で個人輸入して、ショップに卸させてもらうという、取次さんのような経験は初めてだったので、とても良い経験になりました♪「大人の事情」ってやつを覗き見た感覚です。

アニメ「ガイコツ書店員  本田さん」を観て、本屋さん事情の知識を養いましたよー(笑)本田さんありがとーう!!

 

 

企画展期間中に、絵本をご購入くださった皆様、本当にありがとうございました!!

とても良い調子で販売されたおかげ様で、企画展終了後の現在も、2020年3月31日までおきみゅーのミュージアムショップにて購入可能となっておりますが、

那覇まで行くの遠いよー><とのお声もいただき、私のスタジオにも在庫を置いていますので、ぜひお近くへいらした際はお立ち寄りくださいませ~♪

 

私が個人で対応するため、郵送も可能ですので、ご購入いただける方はぜひ、chunkymaymay@gmail.comまでメールくださいませ♪

 

 

ローラさんもリーさんも、うちなーんちゅ4世の方々です。

ハジチをいれたかつての沖縄女性(ローラさんやリーさんらにとっての、大おばあちゃんですね)が、移民として海外で生きる中での辛苦も描かれています。

しかも、内容がハジチだけにとどまらず、ピジン(ハワイクレオール)語やうちなーぐちが現在置かれている状況を、ハジチの歴史と重ね合わせ、問題提起もしています。

 

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ハジチも、言語も、文化ですね。(もちろん「食」も♡)

 

1890年以降という時代は、産業が盛んになり、様々な土地独特の文化をないがしろにしてきちゃったんだなぁ、ということが分かります。

 

「豊かにしあわせに生きる。」って、どこの時代の人もそう同じように考えて生きていると思うけど、なにが「豊か」なのか、なにが「しあわせ」なのか、っていうのは、その時代時代で言葉が持つ意味やニュアンスが変わってきたんだなぁ、っていうことにも目が行って、興味深いですね。

 

まもなく2020年を迎えるわたしたちが生きるなかでの、「ゆたか」や「しあわせ」とは、いったい、どういうことなのでしょうね?

 

アーティストって、わりと毎日そういうことを考えるいきものだと思うんですが(笑)、 

この絵本読んだら、全人類アーティスト化できそうだなぁ♡って思いますので、ぜひ^^

 

 

2019-07-26 16:42:00

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県立の博物館、という大きな会場で、いれずみについての展示をおこなうのは、日本初!ということです。

企画展公式webサイト
https://webnansei098.wixsite.com/hajichi-exhibition


なぜ、いま、ハジチなのか。

この企画展の発案者である都留文科大学の山本芳美先生は、1990年代に、ハジチを持つ最終世代のお年寄りの女性たちと言葉を交わされ、貴重な資料や証言を残されています。
1899年、ハジチ文化を禁止する禁止令が明治政府から出されると、それまでは「女性として当たり前・大人の女性としての憧れ」だったハジチが、「特殊・異質」と見做されるようになり、否定され差別され、マイノリティー側へと追いやられ、徐々にハジチを施す女性が減少してゆき、1990年代後半には途絶えてしまったとされています。
明治・大正・昭和と、価値観が大きく変わるという激動の時代を独自の文化と共に生き抜いてきた沖縄の女性たち。ハジチ文化継承の最終世代であるおばあたちの生の声を聴いた山本先生は、おばあたちがいなくなってしまった現代においても、彼女たちの思いを現代社会が抱える問題提起とともに発信し続けておられます。

さて一方、沖縄の隣国、台湾では原住民族のタトゥーを台湾政府が保護し、むしろ積極的に文化を復興させ、現代と共生しようとする動向がうかがえます。
https://www-ws.pthg.gov.tw/Upload/verypingtung/8/mobile/index.html


山本先生は、タトゥーを肌に持つ外国人に対する温泉施設の対応問題も扱っておられます。
来年2020年東京オリンピックを機に、来日する外国人が増えることも予想されるなか、異国文化・価値観の違いを一方的に排除しようとする日本社会の風潮に対し、いま、疑問を投げかけたい。
そして、多文化共生する台湾の姿から、学ぶことがあるのではないだろうか?と願い、今回の企画展を発案されたということです。

現代日本でも、タトゥーを施す人は「特殊」で「普通ではない」というイメージが強く存在しています。

「普通」ってなんでしょうか?

2018年11月に医師免許のない彫師に対し、無罪判決が出されましたが、検察側は上告し、最高裁に向けて準備が行われている状況です。

いれずみ業界では、日本タトゥーイスト協会を設立し、被施術者の衛生面での安全性の確保に努めるべく変革が行われています。
https://tattooist.jp/

私もこの企画展が、皆様にハジチというかつて存在した一つの文化の中を生きた女性たちがたどってきた歴史と、いま、を深く見つめていただくことにより、湧きおこってくるさまざまな感情にフタをしなくてもいい時間、「自分がどう感じ、考えるのか」を皆様お一人お一人に大切にしていただける時間となることを願ってやみません。

沖縄が会場となりますが、ぜひぜひ足を運んでくださると嬉しいです!

最後になりますが、企画展は一人でも多くの方に見ていただきたい!という気持ちから、「入場無料」です。
共感していただける皆様には、クラウドファンディングサイトより、ご協力とご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
クラウドファンディング期間は、9月30日までです。
https://a-port.asahi.com/okinawatimes/projects/OkinawaTaiwanTattoo/


※chromeを使用するとシステム上の不具合が発生するようです。firefoxやsafariなどを使用していただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。



HAGAZINEにて記事が掲載されています。
https://hagamag.com/uncategory/5313

沖縄タイムスweb版にて記事が掲載されています。
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/462429

 

今年6月に、山本芳美先生からお電話をいただき、展示されるシリコン製の腕にハジチを再現するミッションに参加させていただいております。
https://chunkymaymay.blogspot.com/2019/08/blog-post.html

 

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